指の軟骨の(すり減り)は治すことが可能ですか?
指の軟骨の「ヘリ(すり減り)」は完全に元に戻すことは難しいですが、痛みの緩和と進行の抑制は可能です。保存療法やリハビリが基本となります。
以下は、指の軟骨がすり減ることで起こる「変形性指関節症(へバーデン結節やブシャール結節など)」への対処法です。
へバーデン結節について
手・指の症状
人差し指から小指にかけて、第1関節が赤く腫れたり、変形して曲がってしまう原因不明の病気です。親指に現れることもあります。第1関節の手の甲側に、関節を挟んで2つのコブ(結節)ができるのが特徴です。
この病気を発見したイギリスのウィリアム・ヘバーデン(William Heberden)医師にちなんで、ヘバーデン結節と呼ばれています。変形の程度はさまざまですので、発症した全ての人に、強い変形が認められるわけではありません。
※一般的な呼び名としてDIP関節(遠位指節間関節)を第1関節と記載しています。

原因不明の病気ですが、第1関節が赤く腫れたり、変形して曲がるといった症状が現れます。第1関節の動きも悪くなり、痛みを伴い、手を強く握るのが難しくなります。第1関節の近くに水ぶくれ(ミューカスシスト/粘液嚢腫)ができることもあります
ブシャール結節とは?
ブシャール結節とは、指の第2関節(PIP関節)にできる骨のこぶで、変形性関節症の一種です。特に中高年の女性に多く見られ、関節の腫れや痛み、変形を引き起こします。
🩺 ブシャール結節の特徴
- 発症部位:指の第2関節(PIP関節)
- 主な症状:
- 関節の腫れ・こぶの形成
- 痛みやこわばり(特に朝や長時間動かさなかった後)
- 関節の変形(曲がる・伸ばしにくい)
- 可動域の制限(細かい作業が困難になる)
🧬 原因とリスク要因
- 関節軟骨の摩耗:加齢や長年の使用によるもの
- 遺伝的要因:家族に同様の症状があるとリスクが高まる
- ホルモンバランスの変化:特に閉経後の女性に多い
- 指の使いすぎ:手作業やタイピングなど
- 自己免疫反応:まれに関節リウマチとの鑑別が必要。

🧊保存療法(痛みと炎症の緩和)
- 消炎鎮痛薬や湿布・塗り薬:炎症を抑え、痛みを軽減します。
- テーピングや装具による固定:関節を安定させ、負担を減らします。巻きすぎに注意。
- 安静と冷却:炎症が強い時は冷やして安静にすることが有効です。
🖐️自宅でできるリハビリ・運動療法
- 手のひらのトレーニング:指を軽く握る・開く運動で血流を促進し、こわばりを防ぎます。
- 指のストレッチ:痛みがない範囲で指を伸ばす・曲げる動作を繰り返す。
痛散湯は変形性指関節症(へバーデン結節)にいいといわれてます。

