加齢とともに気をつけたい肺の病気
加齢とともに、体のあちこちに不調が現れやすくなります。
特に「息が苦しい」「階段がつらい」「咳が続く」といった症状は、年齢のせいだけではなく、肺や心臓の病気が隠れていることもあります。
その中でも「肺高血圧症」は、気づきにくく進行しやすい病気のひとつ。
原因によっていくつかのタイプに分かれており、治療法や注意点も異なります。
今回は、肺高血圧症の分類と原因をわかりやすく図解でご紹介します。
ご自身やご家族の健康管理に、ぜひお役立てください。

肺の病気にはどんなのがあり 症状や注意する点は?
肺の病気はとても種類が多いですが、検索結果の医学情報をもとに、わかりやすく分類 → 主な病気 → 症状 → 注意点の順で整理しました。
🫁 肺の病気は大きく3つに分類される
① 気道の病気(空気の通り道が狭くなる)
② 肺組織の病気(肺そのものが硬くなる・炎症)
③ 肺血管の病気(肺の血流に問題が起きる)
🟦 ① 気道の病気(Airway diseases)
主な病気
• 喘息(ぜんそく)
気道が慢性的に炎症し、発作的に狭くなる。
• COPD(慢性閉塞性肺疾患)
喫煙が主な原因。息が吐きにくくなる。
• 気管支拡張症
気管支が広がり、痰がたまりやすくなる。
• 気管支炎
風邪や感染で気道が炎症。
よくある症状
• 息苦しさ
• ぜーぜー・ヒューヒュー音
• 咳が長く続く
• 痰が多い
注意点
• 喫煙は大きな悪化要因
• 風邪から長引く咳は要注意
• 発作が出る前の予兆(咳・胸の違和感)を見逃さない
🟩 ② 肺組織の病気(Lung tissue diseases)
主な病気
• 肺炎
細菌・ウイルス感染で肺が炎症。
• 肺線維症(肺が硬くなる病気)
肺が固くなり、酸素を取り込みにくくなる。
• 間質性肺疾患
肺の奥の組織が炎症・線維化。
よくある症状
• 息が吸いにくい
• 階段で息切れ
• 発熱(肺炎)
• 乾いた咳が続く

注意点
• 風邪と思って放置すると悪化しやすい
• 高齢者は症状が出にくく、重症化しやすい
• 早期発見がとても重要
🟥 ③ 肺血管の病気(Lung circulation diseases)
主な病気
• 肺高血圧症
肺の血管が狭くなり、心臓に負担。
• 肺塞栓症(血栓が肺に詰まる)
急激な呼吸困難を起こすことがある。
よくある症状
• 急な息切れ
• 胸の痛み
• 動悸
• めまい
注意点
• 長時間の同じ姿勢(旅行・デスクワーク)で血栓リスクが上がる
• 急激な症状はすぐ受診が必要
肺の病気まとめ
【肺の病気は3つに分類】
├ 気道の病気(喘息・COPD・気管支炎)
├ 肺組織の病気(肺炎・肺線維症)
└ 肺血管の病気(肺高血圧症・肺塞栓症)
【共通の症状】
・息苦しい
・咳が続く
・痰が増える or 乾いた咳
・階段で息切れ
・胸の痛み(血管系)
【注意する点】
・長引く咳は放置しない
・喫煙は大きなリスク
・高齢者は症状が出にくい
・急な息切れ・胸痛はすぐ受診
🫁 肺の病気ってどんな種類? │
│ │
│ 🌿 気道の病気(空気の通り道) │
│ ・喘息(ぜんそく) │
│ ・COPD(息が吐きにくい) │
│ ・気管支炎 │
│ │
│ 🌼 肺そのものの病気(肺組織) │
│ ・肺炎 │
│ ・肺線維症 │
│ ・間質性肺疾患 │
│ │
│ 🌸 血管の病気(肺の血流) │
│ ・肺高血圧症 │
│ ・肺塞栓症 │
└──────────────────────────
🫁 日常生活で気をつけること
1. 感染予防を徹底する
• 手洗い・うがいを習慣にする
• 外出時はマスクを着用する
• インフルエンザや肺炎球菌などの予防接種を検討する
2. 禁煙を徹底する
• 喫煙は肺の炎症を悪化させ、COPDや肺炎のリスクを高めます
• 受動喫煙も避けるようにしましょう
3. 体調の変化に敏感になる
• 息切れ、咳、痰、発熱、むくみ、体重増加などが急に現れたらすぐに医師に相談
• 特に「急性増悪(急激な悪化)」の兆候には注意が必要です
4. 規則正しい生活を心がける
• バランスの良い食事と十分な睡眠
• 軽い運動で体力を維持(無理は禁物)
5. 薬の自己判断は避ける
• 症状が軽くなっても、医師の指示なしに薬を中止しない
• 他の病院を受診する際は、現在の治療内容を必ず伝える
6. 環境に配慮する
• 空気の乾燥や汚染を避ける(加湿器や空気清浄機の活用)
• 冬場や花粉の季節は特に注意
肺炎や間質性肺疾患の方に特に重要なこと
• 風邪をひかないようにする(家族も含めて予防意識を高める)
• 呼吸状態を定期的にチェックし、通院を継続する


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